自分との対話

# 自分との対話

 

自分との対話

人と過ごすこと、誰かと楽しいことをしていることが正義となっている。友達が多い、プライベートが充実していることをアピールすることで快感を得ることが当たり前になっている。自分と対話して人生、生き方を見つめなおし、なりたい自分を定義し、それに従うことで理想へと近づいて行く。その過程で人としての深みが出るのである。

そのことを蔑ろにして、うわべだけのコミュニケーションを続けていると、本当の友人、本当の自分すら見失ってしまう。

 

ペンとノートを持つ。

そうならないよう、1日1時間、自分のために時間を上げよう。ペンとノートを持ち、思考を前進させる。考える内容はなんでもいい。自分の中のテーマなんていくらでもある。一つ一つ自分の中で咀嚼し、結論を出して行くのだ。

このことによって自分の価値観が培われる。本を読む、人と話すことによって新たな価値観にふれ、見たことない空気に触れることができるが、それらを自分の考えに照らし合わせる作業が自分との対話である。深く考える必要はない。習慣づけることが大事なのである。

 

時間を作ることの難しさ

 しかしながら私も自分との対話の時間を創り出すのに苦労がある。何が弊害であるのか。二点あると考える。

 

  • 時間の使い方の価値観

     社会人になると時間的制約が大きくなる。友人と休みが合うことや、予定がない日が重なる時は飲みに行きたくなるし、家で一人で自分と会話することよりおそらく楽しい。その欲に勝てるかどうかにある。

 

  • 無意識な恐れ

       自分の中で結論を出すということは、方向性を定義することと同義である。現在自分が置かれている状況と自分の結論にギャップがあると、わかっているのに動き出さない状態となり、モヤモヤ期に入ってしまう。これを無意識に恐れ、考えることを放棄してしまうのである。そのギャップこそがつぎへの原動力となるのに。例えば、将来の夢というテーマに職人になりたいという定義を結論したとする。現実派サラリーマンという場合、モヤモヤしてしまう。もちろん、お金の問題、世間体、親の反対など、壁が大きく踏み出せない。しかし、やりたいことができないのが一番不幸せではないか?